『お笑いブームについての完全自己満足批評』

今日は完全に自己満足で書きます。おもしろい日記ではないです。

こないだ久しぶりに某人気お笑い番組をみたんやけど、こんなん出していいんか?っていうほど雑というかお粗末というか、レベルが低い芸人がいた。不快感すら覚える芸人も。
衣装とか芸風をちょっと奇抜な感じにしてるだけで、お笑いとしてのレベルはかなり低い。
(もちろん、本当に面白いなぁという芸人もたくさん出てます。ここで言っているのはあくまでも一部の芸人。)


例えば、変わった食べ物って、パッと見た時のインパクトが強いから、興味本位で一度食べてみようとするでしょ?あれと同じで、最初は注目されるんだけど、じゃあ定期的に食べたいか、本当に美味しいかって言うとそういうわけじゃないんだよ。


最近はお笑いブームとか言われてるけど、力のある芸人がその力を発揮する場が増えているという意味ではすごく良いこと。けど、お笑いブームに乗じて、本来メディアに出るべきでない芸人が出てきたり、メディア側の一時の視聴率・話題獲得のために大量消費的に使われるのは良くないなぁと思う。


本来出るべきでないレベルの芸人が出ることによって、本当に面白い芸人も含めて、メディアに登場する「お笑い」というものの質が下がるんだよね。


その番組から火がついた芸人も結構いるんだけど、その先もずっと残っていく芸人は、「売れたきっかけがたまたまその番組だった」だけであって、「その番組に出たから売れた」っていう芸人は、結局残れないんだよね。


本来メディアに出るべきでない(あるいはまだ出るべきではない)芸人を多数出演させることで、番組自体の質の低下を招くんじゃないかなぁ。
ボクは関西に住んでるから関西の芸人を見る機会が多いんだけど、その人達の方が絶対レベルは高いと思う。ただ、視聴者がパッと見て興味を引くビジュアルとか芸風でないのは確か。
その点、某人気お笑い番組に出てる芸人のうち数名は、レベルは低いけど、視聴者がパッと見て興味を引くビジュアルとか芸風。長い目で見たら、絶対前者の方をメディアに出すべきだと思う。